

Illustratorで手軽にカッコイイデザインを作ってみる【その4】
Illustratorで手軽にカッコイイデザインを作ってみる【その4】です。
前回に引き続きタイポグラフィを作成していきます。
手軽ではありますが、手間は掛かります。
また、Illustratorとしていますが、Photoshopも使用していきます。
やり方は以下の通りになります。
更新日:
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1
背景の作製。
この背景作成は2年程前に流行り出した手法です。
ここの作成方法は省きますが、参考記事を出しておきます。
下記のサイトで、チュートリアルを出しているので参考にして下さい。
Photoshop Vip:http://photoshopvip.net/archives/10289
自分は参考記事とは違うパターンを用意して作成しました。
後は、光源の上下と斜めに入れています。
手法は中央に入れているラインと同じ方法なので、
単純に増やしたという感覚で問題ありません。 -
2
文字を用意する。
以前に書いた記事を参考に、文字を作成していきます。
Illustratorで手軽にカッコイイデザインを作ってみる【その3】
ですが、今回はオプションを加えていきます。
次の工程で説明はしますが作業をやり易くする為の、効果です。
図を見て頂くとマッピングの下に[基本オプション]とあるのですが、
通常時は[詳細オプション]となっています。
[詳細オプション]を押すと、[表面]という項目がでます。
ここの項目で光の位置を調節して、文字の表面が照らされるように調節して下さい。
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3
文字を組み上げる。
全ての文字を用意したら、文字の組み立てをしていきます。
今回はHelveticaの単語を使用しました。
因みに使用しているフォントもHelveticaになります。
正しくは廉価版というか、大人の事情で名称が変わっている、Swis721になります。
※組み上げた文字はPhotoshopへコピペしておきましょう。
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4
着色をする。
ここからPhotoshopへステージを移します。
組上げた文字に着色をしていきます。
この為に[2]で光の位置を調節してもらいました。
文字の表面を白く飛ばすことで、選択範囲を楽に取る事ができます。
1文字ずつレイヤーを用意し、自動選択ツールで選択し、塗りつぶしていきます。
その後、各レイヤーごとにグラデーションをセットしていきます。
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5
背景の装飾を作製。
一度、Illustratorへ戻り背景装飾の作製に掛かります。
下記の記事を参考に作製を行ってみて下さい。
動きのある背景の方がインパクトが出るかと思います。
Illustratorで手軽にカッコイイデザインを作ってみる【その1】
作成が終わったら、Photoshopへコピペします。
レイヤーにグラデーション効果を加えましょう。
なるべく[1]背景の作製で使用した色合いに近い、
グラデーションを適用するのがベターだと思います。
このレイヤーを複製し更に効果を掛けていきます。
[フィルタ]→[ぼかし]→[ぼかし(ガウス)]でぼかし効果を加えます。
掛けすぎると飛んでしまうので、気をつけましょう。
このレイヤーは複製する前のレイヤーより前面に配置しましょう。
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6
文字の盤面様の装飾を作製。
こちらは文字の盤面用の装飾です。
[5]と同様に作成をしていきます。
作成が終わったら、Photoshopへコピペします。
はみ出る部分はきちんとマスクしていきましょう。
マスクが終わったら、描画モードを[オーバーレイ]へ変更し、
透明度を馴染む様に変更します。今回は60%に設定しました。
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7
完成。
完成です。
もしかしたら、文字が暗すぎる場合があれば調整レイヤー等を付加して下さい。
自分は[3]文字を組み上げる。で作製したレイヤーを複製して、
ぼかしの効果を入れました。後は各自で装飾してみて下さい。
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まとめ
今回はPhotoshopとIllustratorの配分が半分ずつでしたね。
長所と短所があるので、上手く使いこなせるようになれればイイなと思います。
もし、分からない点や、どうしたら良いでしょう?という事があれば、
Twitterにてお応え致しますので、よろしくお願いいたします。
ではでは、またの機会にm(__)m