

Photoshopで写真を綺麗に切り抜く方法のまとめ
PhotoshopもCS5.5となりツールも多くなってきました。
ですが、写真を切り抜く方法はそこまで増えていません。
なので、一度まとめることで、都度どのような切り抜き方が最適なのか判断出来る様になりましょう。
では、以下が方法になります。
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1
消しゴムツールとマジック消しゴムツールを使う。
左が消しゴムツールを使って背景を除去した場合になります。
右はマジック消しゴムツールを使った場合になります。
消しゴムツールは、言葉通りレイヤーから特定の箇所を除去するツールになります。
マジック消しゴムツールは色相の近い箇所を1クリックで消すことが出来ます。
色味の近い画像から背景をクリップしたい場合に活躍すると思います。
また、ツールオプションを細かく設定する事で理想を実現する事が可能です。
ですが、画像を見て貰えば分かる通り細かい部分の除去には向かないようです。
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2
パスツールを使う。
パスで選択範囲を作成してクリップする手法になります。
地道な作業になりますが、自分の理想に近い形でクリップ出来ます。
ですが、これも細かい髪の毛や羽などを切り抜いていくのは至難です。
オブジェなどの写真では活躍できそうです。
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3
アルファチャンネルを使う。
アルファチャンネルを使った手法になります。
非常に高度なクリップが作成できます。
人物や動物などをクリップする際に活躍する手法です。
こちらの方で手順を作成しようと思ったのですが、
既に非常に分かりやすい説明があったので紹介しておきます。
Photoshopのチャンネル演算を使った髪の毛細部の切り抜き | ふぉとまに!
http://www.photo-mani.com/archives/253
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4
クイック選択ツールと境界線を調整
クイック選択ツールというのがPhotoshop CS3から搭載されました。
任意の箇所(クリップしたい箇所)の選択範囲を作っていく感じになります。
これだけではとても粗い選択範囲になってしまいますが、
Photoshop CS5で登場した境界線を調整を使用していきます。
図が境界線を調整のオプション画面になります。
エッジの検出とエッジの調整を細かく調整でき、
半径調整ツール(左端のブラシアイコン)を使用し非常に細かいクリップが可能です。
アルファチャンネルと同等かそれ以上の効力とスピードを発揮すると自分は思います。
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まとめ
如何だったでしょうか。
色々なクリップ手法があるとお思います。
業務の中でどの手法が一番早く終わるのか、取捨選択しながら使ってみて下さい。
ではでは、またの機会にm(__)m